sense

知っておくと便利なこと、最初につまずきそうなことを中心にまとめています。ちょっとした備忘録も兼ねています。

Ruby on Railsで作ったアプリケーションをMOGOKで公開してみる(1/2)

ローカルで開発したアプリケーションを実際に公開してみたい人は多いと思います。
今回は、無償で簡単に使えるMOGOKサービスを利用して、Ruby on Railsで作ったアプリケーションを公開する手順を説明していきます。

 

環境

  • Virtual Box 4.3.20

  • Ruby 2.2.0

  • Rails 4.2.0

  • gem 2.4.5

  • git 1.7.1

 

アプリケーション作成

rails new MemoApp

早速、サーバを起動

rails s -b 0.0.0.0

すると、JavaScript runtimeが見つからないと言われたので、Gemfileを編集。therubyracerのコメントアウトを外してあげればOK。
もう一度、サーバを起動してブラウザで確認するとWelcomeページが見えるようになります。
そしたら、scaffoldを使って機能を追加してみます。

rails g scaffold Memo title contents:text
rake db:migrate

ついでに、config/routes.rbを編集。

root 'memos#index'

を追加しておきましょう。

 

アプリケーションを登録

まず、MOGOK(http://mogok.jp)のアカウントを取得します。そして、mogokツールをインストール。

gem install mogok

次にアプリケーションを登録します。アプリケーション名は被らないようなものにしましょう。このとき、アカウント情報が必要となります。

git create <アプリケーション名>

アプリケーションの登録はできましたが、remoteの設定に失敗。gitの初期化を忘れてました。

git init
git add .
git commit -m "first commit"

ここまでやったら、もう一度remoteの登録。ついでに、アプリケーションの詳細とremoteの確認も。

mogok bind <アプリケーション名>
mogok info
git remote -v

確認ができたら、pushしてみましょう。

git push mogok master

401(認証エラー)が出てしまいました。これは、リポジトリのURLにユーザ名(とパスワード)を追加すれば解決できます。パスワードを指定しない場合はpushするときに聞かれます。

git remote set-url mogok https://<ユーザ名>:<パスワード>@git.mogok.jp/<アプリケーション名>.git
git push mogok master

とりあえず、pushまではうまくいったので、次回は実際に公開までやってみます。