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知っておくと便利なこと、最初につまずきそうなことを中心にまとめています。ちょっとした備忘録も兼ねています。

Windowsでパッケージ管理 - Chocolatey -

今回はWindowsのパッケージ管理ソフト「Chocolatey」の紹介です。

 

導入

 PowerShellを搭載しているマシン(標準搭載はWindows 7以降)ならあっという間にChocolateyを導入することができます(下記を管理者権限で実行してください)。

 

@powershell -NoProfile -ExecutionPolicy unrestricted -Command "iex ((new-object net.webclient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%chocolateyin

 

iex ((new-object net.webclient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1')) 

 

使用方法

よく使うのは

  • choco -h
  • choco list
  • choco install パッケージ名
  • choco uninstall パッケージ名

あたりでしょうか。

chocolateyでは、あらかじめエイリアスが用意されています。例えば

  • choco list → clist
  • choco install → cinst
  • choco update → cup

というものがあります。便利ですね!

また、パッケージは公式サイト(Chocolatey Gallery | Packages)で確認することができますので、一度目を通してみるのがいいかもしれません。

 

動作確認

試しにいくつかインストールしてみます。

まず、パッケージリストを確認します。

clist sublime

f:id:smooth3919:20150406103814p:plain

20個のパッケージが見つかりました。この中からSublimeText3とSublimeText3.PackageControlをインストールしたいと思います。

この時、オプションの -y を加えると確認を飛ばしてくれます。

cinst sublimetext3 sublimetext3.packagecontrol -y

f:id:smooth3919:20150406103840p:plain

 

メニューを確認すると、Sublime Text 3がインストールされていて、ついでにPackage Controlも使えるようになっています!

同様にGitとRubyをインストールしていきます。

cinst git.install ruby -y

f:id:smooth3919:20150406103852p:plain

 

メッセージを見ると、Rubyのパスは追加されていますが、Gitは追加されてないようです。なので、Gitのパスを追加しておきましょう(もしかしたらマシンによってGitのパスが違うかもしれません)。

setx Path "C:Program Files (x86)Gitin;%Path%"

 

ここまでできたら、PowerShell(またはコマンドプロンプト)を立ち上げ直し、確認しましょう。

f:id:smooth3919:20150406103908p:plain

 

ちゃんと使えるようになっています。

他にもいろいろなパッケージがあり、Chocolateyを使えば一気にインストールできるので、是非試してみてください。